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カルキのディクシャ  WHO IS THAT?
インド聖者カルキバガヴァンとワンネスムーヴメント。 その知られざる実態に迫る。 ワンネス劇場の舞台裏で何が起こっていたのか!? その他、悟り系の情報を紹介。玉石混交のスピリチュアル、玉にみせかけた石にはご用心。
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以前、記事にとりあげた南インドで著名な霊性指導者(グル)のサドグル・ジャッギー・バースデーヴについて。元ボランティアをしていたというコロネル氏がブログで批判をしているものを見つけたので紹介しておきます。関連記事のあとにすぐに紹介できればよかったのですが間隔が空いてしまいました。

冒頭は以前の記事(チャムンディの丘)にあった動画の内容と重なります(公に伝えられるSJVの経歴について)。その後に数々の矛盾点を箇条書きにして連ねてもいますが、結構な文量があり省略しました(これらのグル批判の類似性をご存知の皆さんは察しがつくでしょう)。

==========転載開始

2011年4月14日(木)Sadhguru Jaggi Vasudev、彼の悟りとイーシャカルト帝国
イーシャ・ファウンデーションの物語とその創始者:偽サドグル・ジャッギー・ヴァースデーヴ [SJV] の物語、嘘、詐欺&操作。偽サドグル・ジャッギー・ヴァースデーヴの簡潔な歴史
 
SJVは1957年9月3日、インド、カルナタカ州、マイソールに生まれた。SJVは彼を支持する伝統を持っておらず、啓発した霊的指導者、あるいはISKONのような特定の修練体系をもつ系統、あるいはアディ・シャンカラチャリヤのようなDasanami修道会にも属さない。Sadhguruは無教育のグル(ベーダやウパニシャッド、哲学、サンスクリットの訓練をうけていない人)を意味する。 
 
彼が持っているのは、彼自身の内側の体験が全てである。彼はバガヴァッド・ギータを読んでいないにもかかわらず、彼の明晰さと知識はギータの主クリシュナの状態よりもはるかに優れていると誇らしげに告白する。
 
1982年、25歳だった彼は生まれ故郷のマイソール(インド・カルナタカ州)にあるチャムンディの丘に座っていた。突然、彼を取り巻く全体の環境が彼の一部となり、彼も他人も存在しないと感じた。すべてのものが彼になっていた。一瞬で4時間半が経過していた、と彼は述べる。
 
彼はそれまで悟りには関心がなかったし、精神的なことは何もしなかった。突然、彼は涙が流れていることに気づいた、服がびしょ濡れになっていた。それまで彼は常に二元性を感じていた。彼はそれに何も問題を感じていなかった。
 
成人のジャッギー・ヴァースデーヴが涙するなんてありえないことだったと彼は言う。そして彼が家族と夕飯の食卓についている間、涙を伴った同様の体験が再び起こり、7時間以上続いた。この時、彼の目からガンジス川のように大量の涙が流れていたので、彼の家族は酒で酔っているのかどうか彼に尋ねたという。
 
その後、彼は農場で座っていたときに同じ体験をする。このときは13日間続いた。彼は食料や水もとらずに座っていた。この後、彼がサマディに入っていると知った人々が問題の解決策を求めて、彼に花輪をかけ、彼を崇拝し始めた。彼はそれを嫌がった。
 
この後、彼の声、目、肉体の状態が大幅に変化した。彼は農業と建設業をあきらめ、立ち去った。それから約1年後、何をすべきかわからずにぶらぶらしていた彼に突如3つの過去生の記憶[370年間] が蘇った。第一の過去生では、SJVは毒蛇に噛まれて若くして亡くなったビルヴァだった。第二の過去生では、彼はシヴァ・ヨギだった。第三の過去生では、彼は7つのチャクラを全開して肉体を離れたサドグル・シュリ・ブラフマだった。
 
そして現在、彼は「サドグル・ジャッギー・ヴァースデーヴ」として現れている。幼い頃からSJVは無神論者・非信者であり、無・空・闇を除いては依然として神を信じていない。その時まで彼は寺院を訪れたことはなかったし、寺院を訪れる人々をからかって思いとどまらせもした。
「寺/教会/モスクに行くことで霊的になるなんて考えるなよ、神々の幻覚を見るだけだぞ。」
 
突然3つの過去生の記憶が開示されてから今、彼の人生の唯一の目的は、ヒンドゥーがシヴァリンガと呼ぶ楕円形の形状のものを奉献(建立)することである。これは礼拝用ではなく、瞑想用のディヤーナリンガと呼ばれるものであり、他のものと違った特別なものである。 
 
ジャッギー・ヴァースデーヴによれば、人体には肛門から頭頂まで7つのチャクラ(エネルギーセンター)があるがディヤーナリンガも類似しているという。この活性化・奉納計画の発端は、シヴァ・ヨギとしての前世で彼のグルだったシュリ・パラニ・スワミが彼の額に尖った棒で触れて内側に伝えられたことによる。
 
ジャッギー・ヴァースデーヴが立ち去った後、自己実現したサドグルが誕生したという話である。サドグルに新生した彼はコインバトール(タミルナードゥ州)で17年間を過ごし、社会で善意を構築する。
 
その後、彼はサドグル・シュリ・ブラフマとしての前世で肉体を脱いだ小屋があったVelliangiri foot hillsと呼ばれる場所(コインバトールの西30Km)に住みついた。そして、その場所の7番目の丘を眺めた直後、彼のグルに託されたディヤーナリンガを建立しなければならなかった場所がここであったことがわかった。 
 
彼の第三の過去生でサドグルを知っていた人々が、Velliangiri Foothillsで彼を待っていた、とSJVは言う。10日以内に、彼の話を受け入れたシャンムガナタン氏のような親切な人々の助けを得た(この人は8ラックルピー[18,000ドル]を寄付した)。彼は野生動物が生息するニラギリの森に位置する150エーカーの土地を購入・登記した[現在インドのアシュラムがある場所]。
 
その後、彼の妻ヴィジ、および前世でヴィブーティという名前でサドグルの弟子だった既婚女性バラティ(今生では彼女を特定の子宮に宿らせたと彼は主張する)の助けをもって、彼女らの生命エナジーを用いてディヤーナリンガの7つのチャクラを活性化して奉納した。
 
奉納を行うために14人を用いることが彼の希望だったが、それはうまくいかなかった。奉納が95%近く終わり、あと一週間(1997年1月末までに)で終わるだろうという時のことだった。彼の若妻ヴィジ(31歳)は、瞑想中に彼女自身が消えうせる衝動を感じた。それから彼女は瞑想を終えると装身具を外して肉体を去った。1997年1月23日のことだ。 
 
サドグルが言うには、それは事前に計画されていたマハサマディ(心地よく肉体を去る)だったということだ。ともあれ、彼は500Km離れていた義父に知らせることも検死することすらせず、翌日に彼女の肉体を焼却した。この死が自然なものだったのか、あるいはSJVによる殺人だったのかどうか疑いが残っている。
 
下記は、ジャッギー・ヴァースデーヴによる殺人事件を登録する警察に関して1997年10月12日に発行されたインディアンエクスプレス新聞の報道である:
 
コインバトール、10月11日: 続けて偽神人に関する不祥事が暴露されている。コインバトールのもう1つのアシュラム、コインバトールに近いプーンディのイーシャ・ヨガ・アシュラムのジャッギー・ヴァースデーヴ(通称ジャガディーシュ)が彼の妻ヴィジ(通称ヴィジャヤクマリ)の殺人で告発されて注目の的になっている。 
 
最近、警察職員の一団がプーンディのイーシャ・アシュラムを訪問、アシュラム滞在者に職務質問した。神人ジャッギーはアメリカに遠征している。 
 
警察によれば、バンガロールのT. S. Ganganna(ヴィジの父親)は娘ヴィジの死に犯罪を疑ってバンガロール警察に申し立てた。原告は、娘は1996年6月15日を最後に彼の元を去ったと述べた。伝えられるところによれば、彼は1997年1月23日にジャッギー・ヴァースデーヴから「ヴィジはもういない」というメッセージを受け取った。 
 
Gangannaは、彼らがバンガロールから駆けつける前に、ジャッギー・ヴァースデーヴが慌しく1月24日に火葬を済ませたということが死の性質に対する疑念を生じさせると述べた。彼は毒殺か絞殺による死を疑っている。 
 
彼によれば、ジャッギー・ヴァースデーヴがヴィジを殺害した動機は、アシュラムの別の収容者との不倫関係を促進するためだった可能性があるとのこと。バンガロール市警察局へのGangannaの申し立てに基づき、8月12日に事件として登録された。 
 
バンガロール市警察局はコインバトールの地方警察へそれを移した。コインバトールの地方警察は、IPC(殺人)およびIPC201(証拠隠蔽)の部門302の下でジャッギー・ヴァースデーヴに対する事件を登録した。 
 
その後にイーシャ・ヨーガ・ファウンデーションは、アシュラムの捜査を回避するためにジャッギー・ヴァースデーヴはアメリカに逃げたという報道を否定した。アシュラムの代理人は、グルジは講義をするために出かけたと述べた。上記の報道にもかかわらず、現在私はSJVが無罪であり彼が言うように彼の妻は自然死で亡くなったことを受け入れている。 

中略(大部分を省略しています)

When this Master, can spend $ 266,000 on a Beta R22 Helicopter[Annual cost $ 8000, Flying cost $ 122 per Hour] $ 80,000 on a Hummer, $ 36,500 on a Land Rover in order to satisfy his whims and penchant for driving luxury and fast cars, I again wonder, how much money can he ask people to save by weekly dinner fasts. So Readers can see the truthfulness in his statements about Isha Vidhya? 
 
このマスターは贅沢な高級車を乗り回すことに対する彼の気まぐれと嗜好を満たすために次々と、ベータR22ヘリコプター[年間維持費8,000ドル、燃料代122ドル/1時間]に266,000ドル、ハマーに80,000ドル、ランドローバーに36,500ドルを費やせるのだ。

さらに私は驚いた。彼は毎週の夕食断食によってどれだけ金銭を節約させることを要求するのか(訳注:信者や弟子に対して)
。読者はイーシャ・ ヴィッデャに関する彼の声明に真実を見出せるだろうか? 

中略(大部分を省略しています)
 
この記事は、1ルピーの損失さえ負わずに、2年間実際に観察した記者(元ボランティア)よるイーシャ/SJVに関する記録です。この記事は言論の自由の表現であり、言論の自由として保護されます。故意に偽りを記すことはしていません。出来事と日付は思い出せる限り正確に記しています。 
 
上記に書かれた記事は、イーシャカルトに加わろうとする新規参入者、常勤/パートタイムのボランティア/講師/僧侶、および彼らの子供をイーシャ学校に通わせようとする両親への警告です。彼らが事前に入手できる事実(賛成意見と反対意見)に通じ、これらを念頭に置いて判断を下すことが出来るために。
 
体験談をシェアしたい読者の方、メールをお待ちしています。
さらに偽りが続く限り、記事は定期的に更新・改正・加筆します。
最新版は以下のブログリンクへどうぞ。 
 
コロネル・ザイセン
http://zaysen.blogspot.com/2011/04/sadhguru-jaggi-vasudev-his.html

================= 転載終了

カルキを告発した社会活動家のビシュワナート氏は次のように語っています。

「・・・私は多くのアシュラムを訪問して滞在しました。 
ほとんどの神人が同様の野心を持ちます--人気者になって、限りの無い金銭を得て、影響力のある政治家と有名人の忠誠を得ること。

一部は自家用ヘリ、飛行機さえ所持することを好みます。

どうやら実在していたようです、高級車だけでなく自家用ヘリを所有する霊性指導者が。他にもビジネスクラスの旅行、5つ星ホテルに宿泊といった話もあって、そんなものが必要なのかと疑問視されています。

また、いわゆるワンネス体験、サマディー体験を盛り込んだ自伝の動画など一見すると興味を惹かれるかもしれませんが、教祖自らが出演する自伝ムービーを撮るという行為について奇妙に感じませんか?そして以前スピリチュアルに無関心だったという若い頃の容姿と現在のグル化した姿との大きなギャップは何なのか。
数多くUPされている動画の中には「よくないグルに用心する」といった内容のものもありますが、だからといって彼が「よいグル」だとも限りません。

SJVについては、日本においては全然知られていませんが、ツアーを組んで訪問する人々も出てきているようです。例えば、サティアーナンダ氏が同行する南インド巡礼の旅の計画に含まれています。このサティアーナンダという人は、「ババジと18人のシッダ」の著者マーシャル・ゴーヴィンダン氏のようです。彼のグルはヨーギー・ラマイア(マハアヴァター・ババジの直弟子といわれている)という人物ですが次のような出来事があったそうで驚かされます。


  • Yogi Ramaih は、ゴヴィンダン氏の彼女を、私のシャクティーになるべきだといって子供を生ませている。
ウィキアより引用
http://ja.24wf.wikia.com/wiki/%E3%83%90%E3%83%90%E3%82%B8



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無題
サティヤーナンダは、Mゴーウィンダンの弟子のドイツ人です。

会ったことありますがヨギというよりマナーも礼儀も知らない若者です。

インド在住者 2012/02/02(Thu)03:19:22 編集
Re:無題
インド在住者さん、はじめまして。
情報ありがとうございます。サティヤーナンダ氏はMゴーヴィンダン氏の弟子でしたか。クリヤヨガを教えている教師、団体にも怪しげなものが沢山みうけられますが、おかしなところで伝授を受けて弟子になった人がいつしか他人に伝授するようになって増殖しているからなのかもしれませんね。
【2012/02/02 03:44】
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精神世界(スピリチュアル)には数多くのトラップが存在しています。私も懲りずに何度もひっかかりました。安易に鵜呑みにせず、自分自身で調べる、考える、見極めることが大切なんだと思います。経験してみないことにはわからないこともありますが、情報を知ることで罠を回避できることも十分にあると考えられます。
国内だけでは情報が限られるので海外にも目を向けています。
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