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カルキのディクシャ  WHO IS THAT?
インド聖者カルキバガヴァンとワンネスムーヴメント。 その知られざる実態に迫る。 ワンネス劇場の舞台裏で何が起こっていたのか!? その他、悟り系の情報を紹介。玉石混交のスピリチュアル、玉にみせかけた石にはご用心。
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2012年がほぼ終わりかけているところだが、クリヤヨガマスターとの質疑応答の記事があったので訳してみた。「ヒマラヤン・マスター」とかいうと敬遠したくなるものの。クリヤヨガを伝えたという伝説のヨギ、ババジについても少し触れてあったが割愛させていただいた。ライフコネクションというウェブマガジン(2012年8月号)から。この出版社は1985年にライトコネクションとして設立。健康、環境、人間関係を改善する手法、潜在能力開発に関する情報をサンディエゴで提供している、とのことだ。

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http://www.lightconnection.us/Archive/aug12/Siddhanath-aug12.html

クンダリニー・クリヤヨガマスター、ヨギラジ・シッダナートとの会話

7月半ばに2012年の米国ツアーを開始したヨギラジ・シッダナートは南カリフォルニア&シアトルに続いて東海岸を訪問している。2011年に、ヨギラジはババジ:The Lightning Standing Stillを書き、ババジに関する知られざる事実と起源を公にした。それは最近アメリカ作家協会により新千年記の最も影響を与える本に認められた。彼は、南カリフォルニアに到着後、8月11-19日にサンディエゴ/エンシニタス&ロサンゼルスでヒーリング・エンライトメント・サットサン&クリヤヨガ・エンパワーメント・ワークショップを主催、続いて9月後半からカールズバッドでのリトリートが開始される。

TLC:最近、物理学者は、「神の粒子」と称するいわゆるヒッグス粒子を発見しました。これは神の存在に関する唯物論者と唯心論者の間の討論に決着をつけることになるのか、どう思われますか?
 
ヨギラジ数千年の間、神を反証しようと試みてきた人々がいたが失敗した。そして神を証明しようと試みてきた人たちも失敗した。神は証明・反証したり知的に考察できる域にない。

神は直接的な体験であり、1対1の個人的な体験でもある。我々は、唯物論者の勝利だとか唯心論者の勝利だなどと言うことは出来ないのだ。神は両者にあるのだから。では、どうして彼らはこの分裂を生み出しているのか?このありさまは?

人間自身が神の粒子であると言うことで十分ではないか?彼らは神の粒子を発見したと言っているが私にはわからない。神の粒子の発見とやらに何の意味があるのか。神の粒子は人間自身である。人間は神に具象化されたのだから、原初の神の粒子である。

知性的に宇宙が機能していることを科学上の発見が如何に証明しているかについて、私は定期的に資料を受け取ります。根本的に私達の現状を改変するように思える新たな融合科学をどう受け止めますか?

私が話しているのは、有機体の遺伝子組み換え、天候を変えるためにケムトレイルを空中に散布すること、人体クローン、ナノテクノロジーについてです。こうしたテクノロジーを用いるのは人間にとって危険でしょうか?


こうしたテクノロジーが危険であるか否かにかかわらず、それがそのありようなのだ。

だが、人についていえば、まず我々は人間とは実際は何なのか探求しようではないか。私はバガヴァッドギータとヴェーダの歩みに従う。人間は眠り、腐敗し、死んでいく骨肉の塊ではないとそれらは言う。あなたは不滅の意識、天地の主である。従って、人が不滅の意識であるならば、最下層あるいは人間の物質的な衣を対象にしているこうした遺伝子の物事は、物質的な肉体に影響することができるだけであろう。

それがそのようにあるのは神の計画であるのかもしれない。もし、これが神の計画でないならば、失敗するだろう。突然変異、空中浮揚を起こすことも出来ないし、人類の価値を損なうことも出来ない。利己的な実験の計画はうまくいかないだろう。彼らが進歩のために実験を行うならば、物質面で一定量の犠牲が必須であろう。

これについて心配はいらない。本当のところ、決して人間はこれらによって損なわれることはない。これらが彼に浸透し、影響を及ぼすことが出来ても、彼は意識であるのだから彼の形態を変えることは出来ない。

あなたの新しい著書「ババジ」:The Lightening Standing Still.この題は何を差しているのですか?

[ 割愛します ]

私達は2012年の半ばにあります。黙示録(世の終わり)はまだ起こっていないようですが、ヒマラヤのマスター達があなたのように介在しているのでしょうか?ハルマゲドンについてどうお考えですか?

世界が終わろうとしているとか、滅亡するとか、突如として一瞬で空に人々が姿を消す(空中推挙)だとか誰が主張しているのか私は知らない。私は度々言っているが、世界は終わらない。大災害、地震、津波を通じて絶滅する?そうはならない。世界大戦で絶滅する?そうはならない。

私が言わんとするのは、こうしたすべての出来事はじわじわと起こるということだ。たとえば地殻構造上のシフトのようなネガティブな出来事、それらはあるだろう。大惨事はあるだろう。シリア、イラクでは大勢が亡くなっている、それから日本では地震と津波があった。それらはすでに起きている。世界大戦は起こりうるが、世界大戦で世界が終わることはない。それが私が言わんとしていることだ。

今年2012年は人類にとって重要な変わり目として世界中が注目しています。この変遷についてどう教えていますか?

我々が変遷期を通過していることを明らかにしておきたい。この変遷は精妙な次元に対して覚醒すること(我々の肉体、精神、魂の変容)に向けてのものだ。このパラダイムシフトは、あなたに少しの不便を起こすかもしれない。だがそれはあなたがよくなるために必要とされることなのだ。

我々全員は幼子のようなもので、歯科医が好きではないが虫歯を治療しなかったら歯をダメにしてしまうだろう。人類の分離において膿、壊疽、虫歯を取り除かないならば、我々自身が腐ってしまうだろう。崩壊性は、融合を欲さず別個でありたいのだ。

沈黙(サイレンス)、この意識レベルにおいて人類は1つである。意識は神であり、それは創造の全体に行きわたり、あなたにも浸透している。Yogと呼ばれる古代インドの科学の実践によってこの意識が実現、理解されるかもしれない。Yog(a)と言うやいなや、あなたは足を頭上に置いたり肉体的な構えを取り始める。それとは違う。

Yogとは、自身の魂と神と呼ばれる無限の魂との合一、ジーヴァとシヴァとの合一、肉体に据えられた有限の意識と全細胞・原子・電子に行き渡る創造を超越した無限の意識との合一である。

それは超越した神性な意識(該当する言葉がないためnothingness無空と呼ぶ)である。我々は神を理解することができないので、彼を制限するよりも無空と呼ぶほうが適切だ。我々は、この神性な意識(または空間意識)を理解しようと試みなければならない。

それを試みて私が何を理解したかを言葉で伝えることはできない。それが絶望的な事実だ;私は道を指し示しているに過ぎない。自分自身の神の体験を、他人に伝達(納得させること)出来る人は誰もいない。己自身で神の体験を確証しなければならないのだ。クリヤヨガの科学の実践により、自己実現して神意識と呼ばれるあなたの内側のこの神聖な空間を理解するかもしれない。

なぜ2012年が重要なポイントなのでしょう?

最初のポイントは以下の通り:2012年は、数多くある周期のごく小さな周期の1つである。
我々は部分的な天変地異、崩壊、ホロコーストを以前に経験している。これはそうした繰り返しの1つだ。マインドは単に先を見ることが出来ないが、私はすべての先に新たな希望を見ることができる。それは小周期の終わり、新しい周期の始まりであるにすぎない。

小周期のほかに別の何かが起こっている。より広大な周期がある;2012年に5000年の周期が完成に至る。黙示録の4騎手、神聖なる世界教師、世界王が人類にスピリットを注ぎ込んで発展させる時。これは5000年の周期である;二つの太陽が入れ替わる。Magayantiと呼ばれる星(西洋ではAcyclone)プレアデスには二重の太陽がある。

2.5~3億年ごとに、マヌと呼ばれるこの世界(宇宙)の霊的な王が交代する。その周期的な守護の交代は2012年と接合している。この3億年の周期の交代ゆえ、人類へ新たな啓発、スピリットを吹き込むことになる。2012年の到来は、世界教師(および世界王)の先任から後任への引継ぎ開始である。

これは普遍的な出来事である。完結するまでに多くの年月がかかるが影響は確認できる。太陽系の統治者であるヴァイヴァシュワット・マヌは太陽のスピリットを吹き込んでいる。彼は双極、二重の惑星システムを備えた完全周期を完成させる。プレアデスとスーリヤ(太陽)が整列する。

別の偉大な存在も整列に入る。シリウス(またはVastuspati)と呼ばれるシヴァ神のより高遠な霊的様相も同じ振動レベルにある。スーリヤ・ヴァイヴァシュワットは、太陽の二重星(Magayanti)と同調している。シリウスとしてのシヴァ神(Vastuspati)は、銀河系のブラックホールと同調している。

この整列による直接的な変動は、高次存在がいるシリウスで生じる以上の変化を地球上に引き起こすことはない。 Acycloneに変化が起きることで、小周期のより小さい変化が500年を通じて地球に起こるだろう。

2つの事が起こるだろう。ネガティブというか変化の側面というべきことがある。母なる地球が新たな人種を身篭り、今後の499年間に第6根本人種、すなわち悟った存在の第6文明が誕生する。

彼女が痛みを抱えているゆえ大災害が起きる。地殻構造(プレート)のシフト、津波、地震である。こうした大災害およびホロコーストは、人間が戦争で生じさせている津波、地震を通じても起きる。これらは乳歯が生えかわるようなものだ;こうした変化は新しい周期が完備する前に起こっている。

我々は以前にこうした問題でヴァイヴァシュワット・マヌ(人類の種の保存者)によって救われている。今すでに、この種はマヌ・サワルニ(スリ・ユクテスワ)とヨガアヴァター・ラヒリ・マハサヤ(近代の世界教師クリシュナの後継者)へ与えられている。

この地球上の人々に寄与することを皆が配慮されるよう忠告する。自身を大災害とホロコーストから救うためにより多くの光を摂取する実践者は、スーリヤヨガ(私がババジの恩寵によって開発して世界にもたらしたプラニックヒーリング)の太陽光の浸透を行うことで、さらに多くの光を摂取できる。

もう1つは、アグニヨガ(それはシヴァ・シャクティー・クリヤヨガであるクリヤヨガ、脊髄の呼吸の実践に他ならない)を行うことによって。これら2つのメソッドは、より多くの光を摂取するのを手助けする。それによって、津波・地震・火山噴火の大災害、または人災であるホロコーストの危機的状況も無効にできる;皆が回避できるようにクリヤヨガの実践者だけでなく、どんな形態の瞑想、自然な方案(不自然な形態でさえも)によって光を摂取することの出来る誰もが仕事にとりかかる必要がある。
 
マヌに関する参考サイト:インドの洪水神話

http://flamboyant.jp/eschatology/esc005/esc005.html
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これまでに知られていたマヤ暦の終わりは2012年12月の冬至付近ということでしたが、カール・コールマンによる新説では2011年10月28日となっていました。

マヤ暦の終わりは、『愛と全体性の黄金時代への幕開け』と言うコールマン。
はて、このキャッチコピーは?

そう、ご存知のように、コールマンは、ワンネスムーヴメント(旧ゴールデンエイジムーヴメント)の教祖カルキ・バガヴァンと関係しています。

カルキは以前、2012年の説をベースに自論を展開させていました。
しかし、途中からコールマン説に乗り換えたほどにコールマンの影響は大きかったということです(その逆も然り)。

これにより、彼が他人の情報に依存している事実が明白なものとなりました。

この変更は、彼らの目的遂行期限が遅くとも2012年内までとなっていたものが、1年ほど前倒しになったことを意味していました。

そして、10月28日も過ぎゆきましたが、何が起こったでしょうか?
特に何事もなかったようにみえます。

結局、カルキは「求めている人は全員、2012年の終わりまでにシフトするでしょう
」と再度、2012年説を謳い始めました。

彼の主張は二転三転を超えて転じ続けていきます。次は何がくるのでしょうか。
インドで「特別」なプログラムでも開催するのでしょうか。
2012年を過ぎて、何もなかったら彼らはどう言い訳するのでしょうか?
いつものように先延ばしするのでしょうか。

2009年に離脱した弟子たちは、その時に至ることを恐れていたのかもしれません。彼らは言いました
私たちはバガヴァンの発言に多くの矛盾を見てきました。言うことがどんどん変わっていき、そこに一貫性が見られません。」「私たちはコースを開催することを通して、参加者が成長し、心の変容を進められると信じています。ただし、バガヴァンが言うような2012年とか悟りとかにはフォーカスしません。」


コースに参加した人々と直に接する機会の多かった弟子たちは、カルキの約束が実現しないことに対する苦情も多く受けてきたことでしょうし、自分自身でも疑問を持っていたのでしょう。長年、カルキの教えをうけてきた弟子たちも理想と現実の狭間で葛藤していたのかもしれません。

今後2012年が過ぎると、自称アヴァターを信じて続けてきた人々「カルキ・アーミー」の混乱、失望、自責、怒りなどが増えるのは想像に難くありません。

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精神世間には、マヤ暦の終わり=世界滅亡の恐れ、といった解釈が広まっていたのですね。とある
フランス南部の村では、世界各地の終末思想信奉者が「2012年の世界の終わりを逃れる聖地」として流入しているのだとか。

日刊SPA
http://nikkan-spa.jp/81524

カラパイア
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52046019.html


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精神世界(スピリチュアル)には数多くのトラップが存在しています。私も懲りずに何度もひっかかりました。安易に鵜呑みにせず、自分自身で調べる、考える、見極めることが大切なんだと思います。経験してみないことにはわからないこともありますが、情報を知ることで罠を回避できることも十分にあると考えられます。
国内だけでは情報が限られるので海外にも目を向けています。
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