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カルキのディクシャ  WHO IS THAT?
インド聖者カルキバガヴァンとワンネスムーヴメント。 その知られざる実態に迫る。 ワンネス劇場の舞台裏で何が起こっていたのか!? その他、悟り系の情報を紹介。玉石混交のスピリチュアル、玉にみせかけた石にはご用心。
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パラマハンサ・ヨガナンダの残した言葉を弟子のクリヤナンダが記したものと思われる文章を引用しているサイトから。

ヨガナンダは1952年で亡くなっているので、それから60年が経っている。彼の予測した不況は1930年前後に起きた世界恐慌を遥かに上回るものだというのであるが、そこまでのものは今のところ起きていないようだ。ここには記されていないが、別の予測でボストンの環境変化について述べているものがあった。ただし、それは100年間のうちにという長いスパンで言われているのだ。同様に他の予測も数十年以上の長期視野で見立てているものであろうか。

この記事で言われているようなことは、多くが唱えていることでもあるし実際に取り入れている人もそれなりにいることだと思うが、ヨガナンダに関心のある人にとっては興味深い内容といえるのかもしれない。
いずれにしても未来はどうなるかわからないし、参考になるかというと微妙なところではある。

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何よりもまず、外側の世界ではなく、あなた自身と神の中において力強さを求めなさい。この内側の要塞で、人は世界が壊れ行く最中に揺るがずにいることを学べると師は語った。

しかし、彼は表面上の実用的手段を促すこともした。

1. お金を株で寝かせておかないこと。株式市場で大変動が生じ、今まで目にしたことがないような不況があるだろう。株を不況に突入させるだけお金にゆとりがあるならば、優良株にのみ投資するように。; 投機を避けること。手遅れになるよりは早めに市場から退いたほうが無難であると彼は述べた。

2. 普通預金口座の中にお金を保持しておかないこと。万一、前回の不況と同じように、銀行と金融企業が破綻するならば、それらの口座が保証されても、結局のところ政府は、その約束を果たすために広大な量の紙幣を刷ることを強いられるだろう。単なる紙切れが何の役に立つというのか?

3. 日常経費の支払いに必要とされる金額だけを銀行の当座預金に入れておく。

4. お金の一部をシルバー(ゴールド)などの固体資産に運用する。

5. 残りのお金を、困窮したときに自給自足して暮らせる土地の購入に充てる。

6. いっそのこと、数人の友人と組み、基本的ニーズを満たすに十分な土地を郊外に買って、スピリチュアルな共同体を結成する。こうした共同体では、一人で暮らすより心強く、安心できるだろう。

7. できるだけ早く、都市を離れ、この土地(郊外に確保した)に移住すること。簡素な生活をし、自分で汗を流して働き、自然のリズムと調和することを学ぶこと。

8. 長期間保存が効く食糧を備蓄する:穀物、粉ミルク、アルファルファ種子、大豆。(私は、実際に師がこの提案をするのを聞かなかったが、彼が言ったことに照らし合わせると大いに現実的に見える。)

9. 自分自身で共同体を構築できないならば、アナンダ・ビレッジ(共同体)など上手くいっている既存のコミュニティへの参加を考慮する。

10. とりわけ、瞑想の技法を学ぶこと。セルフリアライゼーション・フェローシップなど、この技法を教える教会の1つで会合に出席してレッスンをうける。あるいはアナンダ・ビレッジが提供するレッスンで学ぶ。
パラマハンサ・ヨガナンダの言葉を覚えていること。この(自己実現の)教えに従う人々は護られるであろう。

ただし、準備するにあたって長期的視野を見失わないように。恐れの中ではなく、神の愛の中で安心感と希望をもって暮らすこと。

パラマハンサ・ヨガナンダは、この先に到来する苦難の終わりについて語り、励ましの言葉を述べた:

私は予言する:あなたがたは新しい世界を目にするだろう!

続けて彼は述べた。この世で完全を求めないように。人間の生は完全への踏み台である。私達が安心を求めなければならないのはとりわけ神においてである。

かつて師がビジョンで告げたように: 私はあなたの有価証券である。
生と死の舞踏: これらが私から来ることを知り、祝いなさい!

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パラマハンサ・ヨガナンダの弟子のスワミ・クリヤナンダのインタビュー記事を以前とりあげたことがあったが、その中で触れられていたヨガナンダの予測に関して述べている記事があった。これはクリヤナンダ自身の書いた本(2010年8月に出版されたもの)の文章を紹介したもので18章にわけられたうちの16番目のパート。どう訳したものかお手上げな言い回しも幾つかあったので、その意味でも鵜のみにはしないでいただきたい。

これを読む限りではクリヤナンダ自身が知覚したということではなく、ヨガナンダを含め他者の情報による影響が大きいとみえる。暗黒の3日間のようなとりとめのない話も登場する。ヨガナンダの予測にしても実際は、ヨガナンダがいつどのような状況でどのような人たちに語ったのか、いつ頃のことを予測したのかなど詳細についてが不明瞭だ。であるから予言というたいそうなものではなく予測、見通しと言うのが適っていると思う。

今の世の中、先行きに不安を感じている人々も多いと思うが、そう感じるのもある意味では自然なことのように思う。
事実、この日本でも大震災、原発事故が起きている。放射能汚染も進行中だし、他国からの挑発行為はエスカレートしている。海外ではテロ事件が頻発していて日本人も巻き込まれている。

このような状況の中でも、黄金時代(サティヤユガ)に入ったと言って喜んでいる人がいるのが理解できない。
自分の生きているうちに黄金時代を体験したいという願望を持つ気持ちはわからなくもないが、もう少し冷静に現実を見つめる必要があるのではないだろうか。

それに対して、クリヤヨガのスリ・ユクテスワの解説したユガ理論は現代はドワパラユガ(銅の時代)だと示しているのだが、こちらのほうが整合性があるといえよう。

ヨガナンダが市役所で憤慨していたくだりについては面白かった(原文では「シティーホール」とあった)。彼の時代も「お役所仕事」でたらい回しにされるなどイライラさせられたのだろうか。


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http://www.nayaswami.org/book/16-vision-for-the-future.asp

未来のビジョン

現在、私達はエネルギーの上昇期であるドワパラユガで100年以上を経過している。

私達の将来はよりスムーズで、輝かしいものとなるだろうか?そうであるように思いたい。
だが現実的には、残念ながら少なくとも近い将来の先にあるものはスムーズでも輝かしくもないように見える。

カリユガの態度・・・教義に関する抵抗感と新しいアイデアへの対立;
狭量な忠義;
宗教の迫害;
経験の実証にオープンであるというよりも固定観念;
個人的な取り柄というよりも社会的/制度上の地位に基づいた権威;
民主主義というよりも階層的な権力;
自分自身を除いた他の観点への抵抗と無視;
意見のずれを解決する最も確実な方法として暴力

これらの全ては現在も残っていて、より流動的なドワパラの光線を妨げる。

科学によると、いきなり飛び越えることは決してないというのが自然であり、同様に人類の意識も新たな理解力のレベルに進むのは徐々にでしかない。

しかし、2つの対立する見解の間の緊張が蓄積されて、はじける時が来る。

過去の世紀、そして(より一般的には)過去300年の間においても、新なる可能性に対して開くことをゆっくり進めてきている;
他国、人種、他者に対する関心、世界の他の場所にいる人々の権利に対する認識を含む忠義の拡がり;
宗教的狂信主義に対する抗議の高まり;
信念だけでは如何なる真実も実証できないという自覚;
真の美徳とは個性であり、階級/社会的地位や人気/賞賛に依存しないという自覚の高まり;
そして、暴力の代わりに交渉に大きく依拠

現代のドワパラ期309年の現状はどうだろう?

私達は、金銭的な貪欲さ(強欲)と全体のニーズへの敬意を増大させるというドワパラ期の理解の間で緊張が高まっているのがわかる。

時は、ある種の爆発に近づきつつあるように見える; おそらく最初に、大規模で広範囲に渡る不況という形に。

人々は貨幣で肥えることを求めた。ああ、彼らはそれを手に入れるだろう。恐慌という形で、ハイパーインフレを通して彼らにとても多くの貨幣が与えられるだろう。もはや紙幣は紙屑と化すだろう。

その苦難(さもなくば、人々は学ばないゆえ)の結果、全く新しい経済制度に結びつくだろう。

人々は、単なるシステムが、ずっと望んでいた平和と繁栄を彼らに保証すると考えた。

大いに結構だ、それゆえカール・マルクスは、人類にカリユガのすべての害悪の典型をもたらすために世界のカルマによって下されたインスピレーションを共産主義という形で与えられた。

この歪んだ理想主義のモデルは地球上の全員に兄弟愛と平等を約束する代わりに、抑制、恐怖、ほぼ世界共通的なスパイ活動、普遍的なコントロールに基づいた安全、完全な同一歩調の一体感の名において誰をも抑制する多少のパワーを与えた。

最高権力とは国家である。勿論、それは国を運営し、他の皆を虐げる少数の冷酷な個人を意味する。共産主義経済の誤った考えは、本当は主要な問題ではない。本当の問題は、むしろ精神的な奴隷制とは対照的な個々の良心の自由である。

不況は多くの他の害悪をもたらすであろう。パラマハンサ・ヨガナンダは、「市庁舎」とその果てしない規制に憤慨を表した後、「革命があるはずだ!」と私の聞いているところで含みを持たせて何度も言った。師は、少し間を置いてから静かに言った。「ひとつになるだろう」

グローバルな戦争についてはどうか?

国家が他国より不足しているとき、自国より裕福な国を侵略するという「解決」を図ることは珍しくない。

そのうえ、強烈に矛盾するイデオロギーがある;
共産主義 対 他の全システム;
イスラム教 対 他の全宗派。

私達は、既にドイツが「生活圏」(生活空間)を探し求め、似非進化論者のスローガン「適者生存」によって、その行動を正当化するのを目撃している。更なる未来の衝突の原因をこれ以上求める必要があるだろうか?

1つでさえ原子爆弾を落としたならば、ほぼ間違いなく報復があるだろう。
すぐさま、至る所に原子爆弾が落とされるだろう。

アメリカよりずっと人口の多い国(インド)で、J.エドガー・フーバー(アメリカのFBI長官)と同じポストを保持したシュリ・カールティケヤンが私に語ったことがあった。

「この世界には、3万個を超える既知の核兵器が備蓄されている」

人は疑わずにいられない:一体どれだけその種の未知の兵器が蓄えられていることか?

慰めになる考えは、幸いなことにどんな核戦争も短時間であるというものだ:それが長引く事柄であるはずがない。

慰めにならない考えは、戦い続けるために十分な人々が残らないので、それは長引かないというものだ!

私は、数十億人に相当する人々がそうしたホロコーストで亡くなり、その後さらに放射能汚染で大勢が亡くなると思っている。私達の惑星の60億を超える大勢のうちのどれだけが、文明の旗印を繰り越すために残るだろうか?私の予想では、おそらく1億~2、3億人である。いっそう少ないかもしれない。

かつて我が師は、「ヨーロッパは荒廃するだろう、ロシアは壊滅するだろう!」と予測した。文明そのものが完全なオーバーホールを通り抜けるだろう。

私が1958年にカンボジアを訪問した時、あの国を暗雲のようなものが覆っている感覚があった。私達は、後の悲劇でカンボジアが損害を被ったのを知っている。より最近、そこまで暗いようには見えなかったが、同様のものがドイツを覆っているのを感じた。わかる人はいるだろうか?

都市は人類の大きな災いの1つになった。それらは隣人への犯罪、強欲、過当競争、無関心を助長する。
過去には、仕事場があったので人々は都市に引き寄せられた。しかし、現在は特に、家庭用コンピュータの発明によって、人々は郊外の自宅で売買するような商売さえ出来ると気付いている。

私は大規模な郊外への脱出があると思う。大規模の脱出による内部からのものか、核兵器による外部からのどちらかで都市は崩壊するだろう。おそらく、未来の都市は2~3万人程度のずっと妥当な居住者数にとどまるのではないか。

そうした荒廃の最中、勝者と呼ばれる者がいるとすれば、誰が勝者に浮上するだろうか?

ヨガナンダは、アメリカのカルマは誰も彼女を負かすことができないほどだと言った。

人々は特に自分より成功している人々に対して非難の鉾先を向けることを好むのが常である。ヨガナンダは、アメリカは悪いカルマも持っていると言った(アメリカインディアンに対する扱いのために。;最初の原子爆弾を落としているために。)

一方では、攻撃された後、その敵を打ち負かしてから攻撃を止め、敵国が以前の繁栄を回復するために手を差し伸べた国は歴史上、他になかった。

皮肉屋は冷笑する、「ええ、でもアメリカは、この『寛大さ』によって利益も得ました。」
その通りだが、これは自分本位の解説だ。なぜそれを批判するのか?

我が師はアフリカ南部の黒人奴隷の扱いに言及しなかった。少なくともその時、彼はそうしなかったというのが事実だ。彼がポジティブな見地において人間の残忍性を見なかったのかどうかも気になるところだ。

それは彼らの大陸を「暗黒大陸」と呼ばれるようにさせたカルマによって他の場所にいる彼らの兄弟姉妹を引き上げるために黒人の人口区分に精巧化を施した。

人種は肌の色のような表面的な違いでは定義なしえない。ヨガナンダは、真の人種は人の気質の基本的な違いによって定義されると言った。すなわち古代カースト制で描写された人間性の洗練に関する進歩レベルによって。それらの違いは遺伝的でなく、むしろ霊的な意識の進化において個々が到達した段階を示す。

かつてヨガナンダは言った、「私は、なぜ人々が白人と黒人について話すのか理解できない。皮膚の下では皆が赤いのに!」

ユガの下降サイクルの間、エジプトを含む全体としてのアフリカは、広範囲に及ぶ黒魔術の実践を通じて霊的に落ちたにちがいない。今日でさえ、黒魔術の実践はその大陸のあちこちに存在している。

数年前、ナイジェリアを訪れた私の友人(アメリカ人の黒人)は後に述べた。「それは私に奴隷制度のポジティブな面を見せた!」

アメリカにいる黒人にとって、あらゆるところで黒人を解放する力になるとも感じる(政治的ではなく精神的に)。彼らは世界中の黒人の間で非常に大きな高揚を引き起こすだろう。

しかし、私は「暗黒大陸」には大きな破壊の清めの火が必要であるかもしれないとも思う。かつて読んだ本で、著者(精神医)は、患者を前世に退行する代わりに未来に連れていこうとした。

彼の調査結果が有効であったか否かを言うことは出来ないが、アフリカと近東が原子放射線のせいで長期間、居住に適さなくなるだろうという一部の人たちの記述に私は釘付けになった。

パラマハンサは予測した、「いつか、アメリカとインドは手を結び、スピリチュアルと物質的な効率のバランスがとれた平和の道に世界を導くであろう」

20世紀の初期、アメリカにやって来たインドの聖人であるスワミ・ラーマ・ティルタも、「いつか、あなたがたアメリカ人は我々インドの教えを受け取り、それらを実用的にしてインドの人々に返すだろう」と予測した。

不況、世界大戦、広範囲に渡る荒廃:これらが警報としてもたらされることは十分に考えられる。しかし、私たちの視野には、よりいっそう大きな困難がありそうだ!

これまで、人は外側の影響を受けず、それ自体で完全であるようにこの惑星を考えることに慣れていた。私達の物理的宇宙に関する知識は、まったくもって未熟である。

平凡な私自身の生涯において、1930年代後期、イギリスで私が学生だった頃、教師の1人が私に言った。「夜に見える星がたった一つの銀河系に属していると認識してる?いわゆるアンドロメダ星雲が銀河系外の天体であることが最近になって発見された。これまでに1つ(おそらく2つでさえも)、他のそうした体系が見つかっている!」

それらの体系は、「島宇宙」と命名された。それらが命名された以降、天文学者は、宇宙には1000億を超える島宇宙が存在すると主張する。

この広大な宇宙は、現代の天文学者が考えるような単純な仕組みではない。
むしろ、それは巨大な有機体と呼べるかもしれない。
それどころか、それは生きているだけでない:それは意識がある。

そして、1つの惑星上の多くの生物の意識に調和/不調和のいずれかがある場合、それに見合った祝福/処罰を引き付ける。

ピオ神父(前世紀のイタリアの偉大な聖者)は、将来に暗黒の3日間が地球を襲うと予測した。彼は、その時は危険なほど大気が汚染されるので屋内にいるようにと人々に警告している。

パラマハンサ・ヨガナンダの著作の1つの中で、彼が類似の予測をしているのを読んだ、と誰かが私に言った。私自身はそうした言葉を目にしていないが、かつて日曜教会で彼が不況の到来について語ったときに居合わせたことがあった。

彼は、しばらく議論を中断し、大声で叫んだ。「恐るべき大変動がやって来るのを君は知らないのだ!」

ガラバンダルで聖母マリアを幻視した子供たちも暗黒の3日間がやってくることを告げられた。
そして彼女はメジュゴリエでも多くに出現した際にも、暗黒の3日間の到来を警告している。

何がそうした出来事の原因になりうるのだろう?激しい火山噴火のような出来事の影響は3日間だけではなく長い間続くのでその原因であるはずがない。天体の一部が衝突し、内部の衝動が自然に収まるまで地球の回転が一時的に停止させられ、再び回転するようなことがありうるだろうか?

もしそうならば、地球の片面は3日間を太陽光に晒され続けるに等しい。しかし、この場合、その汚染された大気をどうやって始末すればいいのか。それが私の理解の域を超えていることを白状するが、とんでもないことが起こると確信している。

月が太陽の軌道から外れた時にだけ地球と太陽の間にやって来ないという塵雲が新たに放出されると、大きな物体が月にぶつかることで衝撃が引き起こされると予測する理論も私は読んだ。

ヨガナンダ(そしてピオ神父も)は、神を愛する人々は護られるだろうと言った。といっても、私はその保護が、彼らの誰もが死なないことを意味しているとは思わない。100年も経てば、地球上の誰もがほとんどここからいなくなるであろう。

この世は、巨大な強制収容所といえるかもしれない(知らずにいるにせよ)。ほんのわずかな人だけが安らかに寝床で大往生する。

恐怖は、人々が1つずつ「確かめる」という事実によって消散する。
死は必然であるが、多くは苦しそうに逝く。苦痛からの解放は死後に訪れる。

神の加護とは、彼を愛する人々にとって死はとても容易になるだろうという意味で理解される必要がある。

死そのものは実に容易で、肉厚の壁の中の拘束からの解放が伴うので非常に喜ばしい。
死に付随するのは精神的な苦しみにすぎない:愛着するものを失う痛み。

切望されるものでありながら、人々が天国そのものを長期に渡って楽しむことを現世の楽しみが妨げる。
やがて彼らは、物質的な肉体の中で再び誕生するはめになり、前回の願望が満たされるか消散されるまで、ここ(地球)か他の惑星で転生し続けるだろう。

かつて、パラマハンサ・ヨガナンダが修道僧のグループに語った(私はその場にいなかった)。「いつか、あなた方は全てをゼロから建てなおす必要があるだろう」

これは彼の遺産、とりわけマウント・ワシントン(彼の本部)の建物が、原子爆弾によってバラバラになることを意味していたのだろうか?十分ありうると思う。しかし、これは神に護られるのではないか?
もしも、彼の協会が彼の真の意図からあまりにかけ離れたならば崩壊するかもしれない。

「もし、私が姿を見せなくなっても・・・(ここでは、幾らかの言葉を意図的に省略するが、それは協会内の事柄に関係した)、私がどこにいようと問題はない。私は戻ってきて、この協会を解体するだろう!」と非常に力強く彼が言ったことを覚えている。

これからやって来る苦難は、結局のところ人類が神に背を向けた結果であろう。それゆえ私は、人類には新なる放棄(自制)の秩序が不可避的なまでに必要であることを切実に述べる。ただし、それは1つの組織に制限されるべきでない。無数の人々は今こそ「自分の立場を明らかにする」必要がある。

地球は破滅するだろうか?ヨガナンダは、「絶対にない」と言った。

かつて彼は言った「私は予言する。あなたがたは新しい世界を目にするであろう!平和、調和、幸福の世界。この地球はあらゆる種の暴力を持つことに辟易し、数百年の間、戦争を知らずにいるだろう。」

この地球は、新しいドワパラ時代において、生活のあらゆるレベルにおいて科学(それ以外も)の高度化に想像つかないほどの進歩を見るだけでなく、遠い惑星への旅行でさえありうるだろう。

ドワパラユガは、人が宇宙空間の幻に侵入する時である。宇宙空間が本当に幻であるならば、最も遠く離れた銀河系は私達自身の足元より遥か彼方にあってはならない!おそらく人は、現在は途方もなく離れているように見える銀河系に旅行することさえ可能になるだろう。

地球の宇宙旅行に関連していえば、1949年にUFO目撃例が相次いだ後、「実際、彼らは他の惑星からの訪問者である。」と師は述べた。実のところ、この宇宙は生命で満ちていると彼は言った。

かつて兄弟弟子が私に言った。師が言うには、太陽にさえ生命があって、気体状の身体で生きる存在がいるのだと。

この小さな構想、志向的な(アナンダ・ビレッジのような)コミュニティは、ヨガナンダが言ったように「野火のように拡がる」だろう。そして未来の主要な生活様式になるだろう。

もしも今日を生きる者が、時を遡って現代の不思議について話るならば、彼は精神病院に入れられるかもしれない。19世紀の終わり頃、特許庁の長官が特許庁を閉鎖し、「なぜなら、すべてが既に発案されている発明である可能性があるので」と、完全に本気で言っているのを聞いたことがある。

私は読んだこのレポートは出所が怪しいが、それはこのケースに合致する。
イタリアの格言がいうように、「もしも、それが真実でないならば、いずれはっきりわかる」

事実上、私達が現代の生活と結び付けるすべては、20世紀を折り返し始めてから発見/発明され続け、広範囲に普及している:ラジオ、電話、テレビ、電子レンジ、自動車、飛行機、ジェット機、ロケットなど。

私自身はルーマニアで育った(その当時ほぼ中世の国であった)。
飛行機が頭上で飛ぶと、みんなで屋外に出て、それに手を振ったものだ。

あるとき、近代化の努力において、この国全体は誤って遅れている夜明けに近づいた!
ルーマニア人自身は列車旅行のような現代の便についてまったく無頓着であった。

かつて私の友人(女性)がルーマニアのセカンドクラスで旅行したと私に語った。

車掌が通り過ぎる時に、「君、このクラスで何してるの?」と彼女に尋ねた。

「セカンドクラスの切符を持っているのが見えないの?」と彼女は驚いた。

車掌はユーモラスな微笑みを浮かべながら答えた。

「ああ、それはルーマニアでは重要じゃないのさ!他のみんなと一緒にファーストクラスにお座り!」

私個人にとって、20世紀への変化は特に著しかった。
だが、これらの変化は次の2千年間に渡ってやって来るものに比べたら些細なものだ。


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精神世界(スピリチュアル)には数多くのトラップが存在しています。私も懲りずに何度もひっかかりました。安易に鵜呑みにせず、自分自身で調べる、考える、見極めることが大切なんだと思います。経験してみないことにはわからないこともありますが、情報を知ることで罠を回避できることも十分にあると考えられます。
国内だけでは情報が限られるので海外にも目を向けています。
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