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カルキのディクシャ  WHO IS THAT?
インド聖者カルキバガヴァンとワンネスムーヴメント。 その知られざる実態に迫る。 ワンネス劇場の舞台裏で何が起こっていたのか!? その他、悟り系の情報を紹介。玉石混交のスピリチュアル、玉にみせかけた石にはご用心。
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前回、掲載したフェイク・グル・ドットコムの掲示板のトーマス氏の投稿文ですが、続きがあって幾つかレスポンス(やりとり)がありますのでとりあげてみます。奇遇というか、つながってるというべきか、ここで以前にとりあげたことがあるスワミ・バレンドゥが登場しています。ディクシャという言葉がスピリチュアルビジネスに乱用されていることを嘆いていた人ですね。

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2010年4月8日 
スワミ・バレンドゥの投稿 (トーマスに対して)

トーマス、素晴らしい経験をしたね! 君はとても多くの種々の水を味わった。君は精神性の渇望を理解できる。

私は、多くの人々(真実を探求する途上にある)が多くの異なった場所でそれを試みていると思う。

しかしながら、彼らのほとんどは失望する。というのも、真実は外部にあるのではなく、内部にあるから。
 
君がここでシェアする経験が、同じ途上にいる多くの人々の助けとなることを願っているよ!

スワミ・バレンドゥ
www.jaisiyaram.com


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トーマスの投稿 (スワミ・バレンドゥに対して)

我が友からの助け

こんにちは、バレンドゥ
そうですね、この渇望は果てしない。「私は誰なのか?」、人生の意味は何なのか?というこの問いは、結局は僕にマスター達、グル達を巡らせた。あらゆる聖典を読んで、さらに混乱させられた。社会の中で変わり者になって、日常生活のやりくりでさえ支障をきたした。

あなたと出会えたことにとても感謝しています。あなたの真心ある支援は、グル達の巧妙な支配を見抜き、洗脳から脱するための救いの手でした。

あなたは、まさしく簡単で、正統な自然になるための方向を僕に示してくれました。

僕は、もっと霊的探求者達が内側のグル(それは単純にハートの愛です)に気づくようになることを心から願っています。

ベンガルの神秘的吟遊詩人バウルの素敵な詩を紹介します:

"Whom will you regard as your Guru, O my heart, and bow in reverence?A Guru is a guest in your home and a traveller on the road.Countless are the Gurus, my heart, for bowing in reverence.The Guru is you offering dignity to all and to the agony of death.The Guru is the suffering in your heart that makes you weep.To whom will you bow in reverence, my heart?"

ああ、わがハートよ あなたは誰をグルとして崇め敬うのか?
グル それは あなたの家の訪問者 道ゆく旅人
数えきれないほどのグルが わがハートで 崇め敬われた 
グル それは 死の苦悩に至るまで全てに あなたが醸し出す尊厳さ 
グル それは あなたの涙をハートで受けとめる
わがハートよ、あなたは誰を崇め敬うのか?

(訳注: 詩を訳するのは難しく、一応は訳してみましたが、
いい加減である感は否めないので英文を載せておきました)


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スワミ・バレンドゥの投稿 

トーマスに対して)
> あなたと出会えたことにとても感謝しています。あなたの真心ある支援は、グル達の巧妙な支配を見抜き、洗脳から脱するための救いの手でした。
あなたは、まさしく簡単で、正統な自然になるための方向を僕に示してくれました。

どういたしまして、友よ。私は君の友人であり、たんなる普通の人間にすぎない。私にはグルであった経験があるから、これらのグル達の洗脳、マインドコントロールについては熟知しているよ。これはゲーム以外の何ものでもない。愛と精神性はどこにいってしまったんだろうね?

(掲示板の読者に対して?)
ただの友人として、私が君の助けになれるならば、とても嬉しいよ。もし君が現在のグルのもとを立ち去りたいと思わなかったり、新しいグルを探しているのならば、僕のところには来ないでもらいたい。
信者はいらない、羊はいらない。友人だけに限る。

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トーマスの投稿

この掲示板があることがとても嬉しい。

教団の支配から脱したい人、グル達に洗脳されている霊性探求者にとっては大きな助けになると思うな。多くの探求者は精神を病んでいく傾向があるし、彼らの気分を好転できる人は誰もいない。

もし、僕がもっとグル達(種々の教団)についての情報を持っていれば、もっと早く気づいていたに違いない。

僕が教団を去ったとき、道に迷ったように感じていた。それについて僕に話が出来る人は皆無だった。

多くの物事はとても個人的で、この話題を理解できる人は誰もいないと僕は感じていた。

この掲示板で、グルの人生経験を持つスワミ・バレンドゥを発見して嬉しかった。

彼は僕が話すことを熟知していて、いつも思いやりをもって助けを差し伸べてくれた。

今日では、ヨーガとタントラの古い伝統の名前を用いて教えている詐欺師たちがいるが、彼らの有害な教えは人々をいっそう混乱させるだけだ。

だから僕はこの掲示板が多くの霊性探求者にとって大きな助けとなるのを心から願っているんだ。

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デニッツの投稿

これらの感謝表現は非常に感動的ですね。

こうしたグループには、しばしば、多くの魅惑的、魅力的な特徴がありますが、いったん中に入ると、すぐにどんちゃん騒ぎとナンセンスが始まります。

私は、どんなグループにも関わることなく、主に実習することだけにより、自分で問題を解決しました。 無料で読める素晴らしい英知の本が数多くあります(購入する場合、有料ですが)。そして自然の中(あるいは自宅)で一人で瞑想するのは完全に無料です。

ペテン師の周囲で命令(教え)に従うこと、英知を深く研究したり思索する必要は全くありません。

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探求を愛する男の投稿

トーマスに対して)
トーマス、君の発言に感謝してる。

色んな意味で、君の言うとおりだ。 俺はまだ探している、これがこの人生での俺の道だと信じているんだ。 目標に到達すれば、俺は幸せであるだろう。 そうでなくても、その時も、俺は幸せであるだろう。 でも、俺には、自分が望む誰かと共に歩む選択肢がある。

デニッツに対して)
> 無料で読める素晴らしい英知の本が数多くあります(購入する場合、有料ですが)。そして自然の中(あるいは自宅)で一人で瞑想するのは完全に無料です。

君の言うとおりだ。それと詳しい情報を見つけるにはインターネットもいい手段だ。

しかし、それでも、俺はグループ瞑想が好きだ。俺の周辺の人々とはウマが合うから、そのエネルギーは好きなんだ。OSHOの知恵、真理の真珠を読むのを楽しんでいるが、身近なところでコミニティーを見つけられなかった。

君は彼らが気に入らなかったと言うけれど。 特に何に対して? 彼らが、タバコを吸ったり、酒を飲んでいたこと? あるいは、それ以上のハートからの決定で彼らから離れたのだろうか? というのも、OSHOには「真実の深い理解」があるように俺には見えるからさ。

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トーマスの投稿 (探求を愛する男に対して)

僕は今でもOSHOの講義を愛してるよ。
彼が偉大な哲学者であることに疑いはない。

だけど、クンダリーニ、ダイナミックのような瞑想法(セラピーに適している)をやっているのが馬鹿らしくなったからグループを離れることにしたんだ。それはそれでよかったが、他人にワークショップを開いていた人々がいるのも目撃したんだ。それで、このグループにOSHOの神秘力はなくなったんだな、と。

今日、プーナのアシュラムで行われているのはただのビジネスにすぎない。そこに新しい教えの風はなく、停滞するだけだ。

OSHO自身は、とらわれの身にならず、自由であることを人々に求めていた・・・・

君のハートの内側に既にあるものを、君に与えられる人は誰もいない。
 
君が少しも探し求めていないとき、ハートから溢れ出るものを共にするだけさ。一人で踊るのか集団で踊るのか、それは重要じゃない。

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探求を愛する男の投稿

でも君がドラマだと呼んだことは、OSHOが健在だったときにもあったんじゃないかな?俺は、彼がこのドラマを楽しんでいたんではないかと思う(これは批判ではないよ)。彼はこのようなことを意図してやってたんじゃないかって思うんだ。でなければ、なぜ彼はただ一声を叫びながら20分間飛び跳ねる瞑想法を要求するのだろうか?

時に、彼はこの全部以上に、いかに人々を先に進めるかの理解と欲求があったと俺は思うんだ。 もちろん、彼らは、束縛なしに自由であるべきだったが、OSHOは彼らにドラマのような到達法をアドヴァイスした。 でも、このドラマが君の助けになるなら、いいんじゃないの?

時々、彼はまるで他人の反応を見るためだけに、狂っているかのように話した。 そして、彼は皆が反応したいように反応させる自由を与えた!

これらの新しいOSHOセンターにOSHOの教えが本当に存在しているかどうかを知るには、人は心の中を検証する必要があるけれど。 それはどのグループにおいても同様だ : 君は、最初に、彼らが誰であるか、そして、彼らが誰に従っているかを見出す必要がある。 そうすれば、何らかの点で彼らが本当に彼ら自身のグルを理解していたかどうかわかるだろう。

ごきげんよう

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デニッツの投稿

ラジニーシ・オショー

彼の最盛期でさえラジニーシに対する私の印象は、利口な作家であり、いくらかのカリスマがあり、当時の若者の好みに合うように教えをうまく工夫したというものでした。 まあ、そんなところです。 彼は賢者ではありませんでした。

私には、彼の組織にそそのかされた親友がいました。そして、私がラジニーシ・センターで見たこの友人とすべての他者を気の毒に感じました。

私にとって、どんな悟った人も、ロールスロイスや同様のものを収集する商品フェティシストであるわけがないのは明白です。 そのような人は凡人以上にまったく悟っていません。

当時、人気があった他の偽グルに関してもそうですが、私にとって、本当にグルである資格があった人は誰でも、決してどんな種類のアルコール中毒や麻薬常用者でもないのは明白です。 私でさえそのようなものを乗り越えました。そして、完全な啓発の前に長い道のりがあります。

これらの商品フェティシストと中毒者を囲む全体の「狂気の知恵」という概念は、彼らの不正行為の口実(信じやすい者を騙すためのトリック)、戯言にすぎません。

グルを探している人への私のアドバイスは、そのグルに何かの依存症、性的妄想、商品フェティシストの兆候があるならば、関わらないことです。 せいぜい、彼らの小賢しい本を読むのを楽しむだけで、それ以上は、いりません。


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悟りを売り物(商売)にする偽グルについて語っているスワミ・バレンドゥの動画を見つけたので貼っておきます。Part-2の4:05あたりからスワミ・バレンドゥのグル時代の映像(3年間と108日間の石窟内の修行から地上に出てきた場面)が見れます。(スクリプト、訳文はありません)

Fake Gurus and Enlightenment Business Part -1

Fake Gurus and Enlightenment Business Part -2
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苦しみからの解放、マインドからの解放を求めて、どこかの誰かさんに恩寵、祝福を請い願うよりも、
まず我々に必要なものは権威からの解放ではなかろうか?

以下に紹介するトーマス氏のように「実に滑稽だったよ」と自分の精神世界遍歴を述懐できるようになるまでに、人はどれだけのドラマを繰り返し演じる必要があるのでしょうか。

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フェイク-グル.COMより
www.fake-guru.com/experiences-former-disciples-followers/38-iskcon-osho.html


ISKONからOSHOまで
2010年4月8日 トーマスの投稿

僕はブラーマ・クマリスをやめてから、初めてインドへ旅に出たんだ。僕はインド文化にすごい憧れていたのさ、食べものと音楽。 で、ISKON(ハレ・クリシュナ運動)と接触したんだ。

当時、彼らは僕の街にセンターを持っていて、毎日、低価格のベジタリアンフードをランチで提供していた。君が生活に困っているなら利用するといいよ。信者はこの食べものは神に捧げたもの(「プラサード」と呼ばれる)だって言ってたからさ。その食べものを食べるだけでクリシュナ意識に到達しちゃうんだとか。

彼らは徐々に僕を操作し始めた。食事のときに隣に座って、ギータについて講義され、彼らから本を買わざるをえなくなった。この信頼のおけるバクティヴェーダンタの本を買うことで、君に多大な祝福がもたらされるだろう、って。それで僕は沢山の本を買った。彼らは話が上手だったので、僕はさらにシュリマッド・バガヴァタムという10冊の本まで買ってしまったんだ。

彼らは「もし君がこの本を読まずに家に置いておくだけでも、君はクリシュナ意識に到達できるだろう」とすら言った。それから彼らは「ハレ・クリシュナ・マントラ」を唱えるべきだって僕に言ってきた。だから僕はマーラー(マントラ数珠)を買って、ジャパ(数珠を一つ一つ指先で送りながら、念仏を唱える)を開始したんだ。

彼らはハレ・クリシュナ・マントラ(108回×16周)を僕に強要し、1日でもやり損ねたものなら罵られた。1日中チャンティングしていることで、自分の生活をほとんど無意識に過ごしていた。後になって、洗脳されたのだと気がついたんだ。

実に滑稽だったよ、信者同士で雑談してるときですら互いにジャパしてるんだからね。

彼らは僕にこうも言った。「前方を見ずに眠るように、シャワーを浴びるときでさえ性器を触らないように、下着を履くときでさえ性器を見てはいけない」と。

信者が子供とセックスしたケースが多数あったということが後になってわかった。

女性がシュリ・クリシュナの前世を真似て少年を獲物に・・・・

または同性愛者のケースが数多くあった。ゴーピになりたがって女装した男。


それから、ある日、僕はバガヴァッドギータの妙訳(シャンカラの注解を伴った)を読んだ。

彼らは、「この翻訳は最悪で、スワミ・パラブパーダの翻訳のみが正しい」と僕に告げた。後になって僕はバクティヴェーダンタのシュローカのいくつか(ドイツ語に翻訳されたもの)が完全に誤訳しているのを発見した。

僕はISKON(その信者たち)がごまかしていると感じた。

僕はしばらくの間、精神を病んで、最悪な気分だった。

彼らは地獄の恐れを作り出しているカソリック教会のようにガチガチで狭かったよ。


しかし、僕はまだ真理を求めていた。それでパラマハンサ・ラーマクリシュナの本を見つけたんだけど、これがたいそう気に入った。彼の本で、全ての宗教は等しいということを初めて知った。唯一の神だけがあって、様々な名前で呼ばれてるだけなんだってことを。それでパリに近いグレッツにあるラーマクリシュナ・ヴェーダンタ・アシュラムに足を運んでみた。

このアシュラムの雰囲気に偉く感動させられて、僕は僧になると決めたんだ。スワミに申し出たんだけど、「君の学びを終える必要がある」っていきなり言われてね。

当時、僕はシュリ・ラーマクリシュナの教えにあった「金と女から距離を置くこと」を心がけていた。
そのうえ、独身で生きること、高いレベルに到達するためには完全な無執着、離欲が必要だと自ら思っていた。女性は肉、血、骨に過ぎないってね・・・・

でもその後、僕は恋に落ち、絶えず自分の気持ちを抑圧していたってことに気付いたんだ。

これだけ強い愛の感覚は僕の人生で初めてというほど強いもので神聖なものだった。それが僕の魂を癒した。

それで僕はラーマクリシュナ・ミッションを去った。でも、神秘と哲学への憧れは未だに僕の胸にあった。

それから僕はOSHOグループに接触した。僕はそれを気に入った。霊性と性を一緒にしたものは初めてだった。それで、OSHOの指導のネオ・タントラについて学んだ(現在は彼の多数の講義と本がある)。クンダリーニ瞑想、ダイナミック瞑想、ノーマインド、ヴィパッサナーは僕の抑圧していた感情を大きく解放した。我々はサウナに入って、一緒にマッサージして、周囲を跳ねて、歌って、踊って、泣いて、笑った。僕はこれが自由なんだと思った。彼らはタバコも吸ったし、酒も飲んだし、ドラッグも使った。何でもありだった。意識的であることが必要なだけだった。

「ゾルバ・ザ・ブッダ」、僕はその哲学が好きだ。でも、その後に僕はこれら全ての瞑想はドラマを繰り返しているに過ぎないと思うに至った。

そういうわけで、僕はZEN(禅)に辿り着いた・・・・


ともあれ今日、すべてのマスター、グル、教団に僕が属していないのはとても幸運なことだよ。

スピリチュアリティーになるってのは僕にとって自然なことに過ぎない。それについて語る必要もないし、誇れるものでもない。

実際、自分の胸の内側に既にあるんだってことを僕に示してくれた人は誰もいなかった。

で、僕は自分自身で真実を見出したんだ。あらゆる人の顔の中に、自然の中に、皿を洗うだけの中に。

今、僕は自分の人生の毎瞬を愛するだけさ。

トーマス
www.klang-tempel.de




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精神世界(スピリチュアル)には数多くのトラップが存在しています。私も懲りずに何度もひっかかりました。安易に鵜呑みにせず、自分自身で調べる、考える、見極めることが大切なんだと思います。経験してみないことにはわからないこともありますが、情報を知ることで罠を回避できることも十分にあると考えられます。
国内だけでは情報が限られるので海外にも目を向けています。
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